足や膝・臀部などの症状

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なかなか治らない足や膝・臀部などの症状

足や膝、おしりの部分などの痛みやしびれ・重苦しさ・だるさといった症状がなかなか治らず、苦しんでいるという方は非常に多くいらっしゃいます。治療を受けてもなかなか良くならなかったり、良くなったと思ったらまた再発したりといったことが長期間続くと、精神的にもストレスがたまり、ますます症状が悪化するという場合もあるようです。

膝痛の画像

痛みはどこから来るのか

足や膝、おしりなどの痛み、しびれ、重苦しさなどの症状は背中や腰の部分で神経が圧迫されて起こることが少なくありません。脊柱管狭窄症などがその代表です。足やおしりの部分に通じる神経は背骨の中の脊柱管という管を通っています。この管が様々な影響により狭くなると、神経が圧迫され痛みやしびれなどの症状が現れるとされています。鍼灸治療では、はりやお灸を用いて背中や腰、更にはおなかを緩め、血流を良くすることで症状の改善が期待できます。

脊柱管狭窄症の画像

伝統的な鍼灸治療

伝統的な鍼灸では「経絡」という全身を循る通路のようなものを想定して治療を行います。これは、現代医学における神経や血管とはまた異なる循行をしており、例えば顔と足が一本の同じ経絡で繋がっていたりします。この経絡を利用して、より効果的に足や膝、おしりの部分などに起こった痛みやしびれ、重苦しさといった様々な症状を軽減させる治療を行うことができます。

経絡の女性の画像

温故知新

数千年の歴史を持つ鍼灸治療には、経絡を使った治療法以外にも、様々な治療方法があります。これらははるか昔に書かれた書物に記載のあるもので、例えば、膝の症状に対して肘に鍼をしたり、右足の症状に対して左足に鍼をしたりと現代の私たちからすると疑問に感じるような方法ですが、実際に驚くような効果を発揮することが少なくありません。

繆刺論の画像